大覚寺宮墓地 大覚寺の境内の北方、直指庵への道中の途中に、大覚寺宮墓地という宮内庁監理の小さな墓地があります。これはかつて大覚寺(旧嵯峨御所)に係わった後水尾天皇皇子性真親王をはじめ、多くの皇子女の墓石が所狭しと並んでいました。 嵯峨天皇嵯峨山上陵 そして大覚寺宮墓地の北西の方向にある小高い山の山頂には大覚寺の前身である嵯峨御所を精力的に造営した第52代嵯峨天皇(786-842)の嵯峨山上陵があります。山上陵までの参道は片道15分ほどの急勾配でジグザグの険しい山道ですが、背後は登るにつれて広がる京都市内の遠望が美しく、弾んだ息を癒してくれます。今いた大覚寺の大沢の池、その畔の多宝塔が手に取るように見渡せます。またその上部には、秋の曼珠紗華が美しい広沢池が見え、さらにその上部には京都タワーまで一望すことが出来ました。
by fushimi_no_occhan
| 2009-11-13 22:58
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