午前中の長刀鉾稚児社参に引き続き、さらに一層蒸し暑さの増した午後2時から、八坂神社境内では久世駒形稚児社参の儀が執り行われました。久世駒形稚児社参の儀とは、八坂神社の神幸祭(17日)と還幸祭(24日)に神輿巡行の先導役を供奉するという神社の例大祭で大変重要なお役目を担う稚児で、これには綾戸国中神社(南区久世上久世町)の2名の稚児が供奉します。その2名の稚児が綾戸国中神社の宮司以下関係者御一行を伴い八坂神社でお祓いを受けます。この稚児たちは、胸に駒形(馬の首)をかけるので駒形稚児と呼ばれています。この駒形は、素戔鳴尊の荒御魂を祀る上久世町の綾戸国中神社のご神体です。ちなみに、祇園祭は八坂神社の祭礼であるとともにこの綾戸国中神社の祭礼でもあります。
by fushimi_no_occhan
| 2009-07-14 10:51
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