本日(10日)からは、八坂神社の例祭の行事も始まります。本日夕刻には三基の神輿が神輿庫から出庫、舞殿に据えられます。そして17日の夕刻よりはじまる神幸祭に先立ち、祭りの期間中の無事を祈願し、神輿を洗い清める「神輿洗」が、中座の神輿により午後6時から四条大橋中央で行われます。これに使用される鴨川の水の汲み上げ神事、「神事用水清祓式」が午前10時から行われました。まず、鴨川に縁の仲源寺さん(目疾地蔵尊)に八坂神社の神職はじめ雅楽奏者や氏子役員さんが集合し清め祓い(神事用水汲み出発式)を終えた後、雅楽の演奏とともに神職を先頭に一行は四条大橋へと向います。四条大橋南側中央に設けられた斎竹、注連縄の張られた場所で清め祓いを行い、二つの水汲み桶で大橋の上から鴨川の水を汲み上げ、用意されている6個の手桶に水を満たします。水汲みが完了すると、一行はその手桶をもって、川端通を南下し、四条大橋南の鴨川東畔に設けられた神台にこの手桶を供え、立砂に榊を立て、祝詞奏上などの神事「神事用水清祓式」が行われました。そして6個の手桶の内3個を神台に残し、残り3個を持って一行は出発した仲源寺さんへ戻り、仲源寺さんの神台にそれを供え一連の儀式は終了します。そして午後6時からの「神輿洗」を待つことになります。
by fushimi_no_occhan
| 2010-07-10 14:10
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